Reverb, Lots and Lots of Thick, Gorgeous Reverb...

コンビニで買いものをしていた自分を、けたたましい音がふいに襲った。 やたら高音が耳に刺さるその音の正体がなんなのかは、コンビニの店長が壁面に埋め込まれた赤くて四角い物体に近づいてゆくまで自分にはわからなかった。 火災報知器だ。 故意にせよ過失…

近所のパン屋さんが潰れた話/幸せについて思ったこと

近所のパン屋さんが潰れた。 僕がいま住んでいる退屈な街に越してきてから15年以上ものあいだ、当たり前のように通り過ぎてきた個人経営の小さな店だ。中に入ってものを買ったことも何回かはあるけれど、母が食パンにうるさすぎる(この店のパンはあまり気に…

She Was Beautiful

ふと顔を上げたときにフロアに立つあの人と目が合うような、そんな瞬間の訪れを信じて約2年間ステージに立ち続けてきたのは、どうやらほんとうに無意味だったらしい。 話だけ聞いていると奴がほんとうにあの人を愛しているのか、奴といるのがほんとうにあの…

死ぬまでにいちど女の子と指切りをしてみたい。

なんだ、そんなことを、とあなたは思われるかもしれないけれど、よく考えてみていただきたい。 指切りをするにはその前提条件となる約束が必要だ。指切りという行為は約束の強要であり、小指を介した言語と倫理による束縛にほかならないのだ。いったいいかな…

愛するってなんなのってずっと僕ら問われていて

明けましておめでとうございます。今年もFor Tracy Hyde並びに夏botをよろしくお願い申し上げます。 2016年をざっくり振り返ると、バンド結成以降もっとも充実した一年だったと言っても過言ではないでしょう。初となるほかのイベンターさんとの共同企画にし…

しくじった?

すっかり久しぶりの更新になってしまった。というのもFor Tracy Hydeのアルバム『Film Bleu』(もうお聴きいただけておりますでしょうか。こんなブログをご覧になる物好きな方は全員既にお聴きになっているかとは存じますが一応……)のリリース準備でこのとこ…

渦になる

個人的にとても大事な話。 わたしの生活における最大の悩みとして「女の子と上手く話せない」というものが挙げられるのですが、それを克服する上で、そして周囲の人々とのあいだに誤解が生じるのを避ける上で、いちど自分が女の子と話しているときに頭のなか…

プール

プールのあとにまだ少し塩素の匂いの残る体を寄せあって乾ききらない髪にふれてキスをしたことのある奴らはみんな憎い、今後一生幸せ以外なにも感じられない呪いにでもかかって100年以内に死ね。 あの人にもそんな日があったのかしらん。 追記:でも最後に残…

最近わたしの気持ちはこう

いささか突然ではあるけれど、Twitterに飽きた。 先月中旬くらいから急激に情熱が冷めてしまったというか、なにを言ってもおもしろくないし意味がないな、という気持ちが芽生えてきて、月末辺りにピークに達した。そもそも考えてみれば3300人もの人間に対し…

最後の青

ついさっきまでベッドに横たわって夢を見ていた。 その夢のなかでは12月の暮れなのか、あるいはもう年が明けているのかわからないけれど、とにかく季節は冬で、わたしは名古屋(の隣にある大治というちんまい田舎町)に住む父方の祖母の家に帰省して、祖母の…

さようならフリッパーズ・バッヂ

前回の記事(The 1975のフォロワー特集)でも軽く触れた通り、わたしはかつて渋谷系キッズだった頃にフリッパーズ・ギターのフォロワー・バンド、いわゆる「パチフリ」を熱心に聴き漁っていた時期がある(というか妄信的に好きなバンドを忠実に再現してくれ…

男の子はみんなマシューに憧れる

このままこのブログがメンヘラの痰壺と化すのは非常に不本意だし、たまには音楽の紹介記事でも書こうかな、ということで。 先日Twitterであるフォロワーさんから「夏botさんの紹介するThe 1975っぽいバンドたちが好きだから今度まとめて紹介して欲しい」とい…

She's everything I'll never be

結局はないものねだりなのかもしれないね。

I'm so fucked up

and you don't need to tell me that 'cause I've been well aware for 10 years

果たしてほんとうにわたしは音楽を愛しているのか

今日は下北沢Daisy BarでPost Modern Team(大阪)、渋谷O-NestでAncient Youth Club(札幌)、と大好きなバンドのリリース・パーティが重なっていて、2会場をはしごして渋谷でAncient Youth Club(と、その前に出ていた水中図鑑)、下北沢でPost Modern Tea…

語るべき言葉などなにもない

という自覚から。